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Channel: LITTLEWHEEL Modeler's Diary
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ロータス・エスプリ(9)

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夕べは湘南もすごい嵐でした。カミナリは真上でバリバリ鳴りまくるしねぇ。そのおかげか、明けて今朝はさすがにちょっと涼しくなってますね。久しぶりに楽だなぁ。
しかし湿気はまだまだジトジトですよ。こりゃ今日はツヤ有り塗装は出来ないですねぇ。

↑エスプリはいよいよボディ塗装に取りかかりました。まずはサーフェイサーをたっぷりと2回吹き。
アシ付け&面出しをキッチリやっておいたので、一見かなりキレイっぽいですが、ドアハンドルの輪郭筋彫りは左右ともズビッといっちゃってます。BMCタガネはヒジョーに便利だけど、もともとスジが無いところを彫るのはちょっと苦手なんですよね。
フロントバンパー下半分の合わせ目はヨレッとしちゃってるし、リアバンパーの合わせ目にはスキマが。タミヤのシロパテを盛って修正です。



↑ちょっと見えにくいですが、リアクォーターウィンドウの直下にはスジ彫りを追加しています。ここは窓の後方のインテークに連なる部分で、窓ガラスは内側に曲がり込んでいくんですが、インテークはその外側にあるので、サッシ下端との辻褄が合ってないんですね。実車はここが黒く塗られているようで、サッシ下端のラインは真っ直ぐインテークの外側の輪郭のちょっと内側に向かっています。そこにスジ彫りを入れて、境界線を作ったワケ。ただ黒く塗るだけよりはリアリティがあるでしょう。多分。



↑全体を1200番のペーパーでスリスリすると、一見平滑に見えたボディ全体に、けっこう面のウネリが残っているのが判ります。モノグラムのキットは肉厚なんで、裏側のモールドを反映して、どうしてもウネリが出ちゃうんですね。ここできっちりひとかわ剥いておけば、クリアーコート後に磨いた時、シャープなリフレクションが出てくれるはず。こういうところに手間をかけておくと、仕上がりが俄然良くなるってもんですヨ。



↑ヒケが一番はっきり出ていたのはバンパー後端でした。白パテ盛ってスリスリして、丁寧に面を出します。



↑再びサーフェイサーを吹いて、下地塗装仕上がり。今回はダークなメタリック塗装なので、ベースホワイトは必要無しです。
これらの作業、リアデッキとサイドシル、ドアミラーも同時に進めてます。同じ色になる外装パーツは同時並行に作業する。質感と色味を揃えるためには、これ鉄則なり。

キットにはリアウィングも入ってるんですが、使わないことにしました。
当時のアメドラや映画などに出てきたターボSEはたいていリアウィング付きだったので、SEにはウィングが標準装備なのかと思っていたんですが、今回改めて調べてみると、どうやらウィングはオプションだったようで、画像検索をかけてみるたらウィング無しのターボSEが結構見つかりました。ウィング無い方がスッキリしていてイイと思うので、付けないことにしました。



さて、そうすると邪魔になるのが、前後バンパー側面のサイドマーカーとリフレクター。これもアメリカ仕様のみの装備ですが、いかにも後付けって感じで鬱陶しいんですよね。前後とも一体モールドされていたので、削り落としちゃいました。
インテリアは左ハンドルなので、この個体はヨーロッパ仕様ということになります。ちなみに日本仕様もこれとほぼ同じスペックだったようで、当時のCG誌に掲載された実車も、ウィング無し、リフレクター無しの左ハンドルでした。

次回はいよいよ色がつきます。こんな感じに塗ろうと思っているんですよ↓






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